市民主役のまち
鯖江市では、市民が市政に主体的に参画協働することで「自分たちのまちは自分たちでつくる」という市民主役のまちづくりをすすめることを目的に、2010年、市民提案による「鯖江市民主役条例」が制定されました。市民や行政組織をわたしたち(市民および市をいう)と一貫して表記することで共にまちづくりを進めていくという決意が示されています。
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Charm of Sabae City
鯖江市ってどんなまちなのか、
皆さん知っていますか?
漆器や繊維の伝統工芸はもちろん、
市民そのものや取り組みなどにも
たくさんの知られざる魅力があります。
そんな鯖江で働きたくなるような
魅力の数々をご紹介します。
鯖江市では、市民が市政に主体的に参画協働することで「自分たちのまちは自分たちでつくる」という市民主役のまちづくりをすすめることを目的に、2010年、市民提案による「鯖江市民主役条例」が制定されました。市民や行政組織をわたしたち(市民および市をいう)と一貫して表記することで共にまちづくりを進めていくという決意が示されています。
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鯖江市は、昔からものづくりが盛んなまちで、日本一のシェアを誇る眼鏡をはじめ、業務用漆器の国内シェア8割を占める越前漆器、繊維王国といわれる福井の中心的位置を占める繊維など、日本有数の技術を誇る産業都市です。
漆器産業は約1500年前、繊維産業は明治20年頃、めがね産業は明治38年頃という、それぞれが長年に渡り受け継がれている伝統工芸です。
鯖江市は、年間を通して多彩なイベントが開催されています。5万株のつつじが咲き誇る西山公園のさばえつつじまつりや、普段はなかなか見られない漆器や掘り出し物が揃う河和田塗越前漆器まつり、眼鏡フレームで国内シェア96%を超える「めがねのまちさばえ」だからこそ開催できるめがねフェスや、鯖江から越前までのものづくりを体感することができるRENEWなど、老若男女が楽しめるイベントが勢揃いです。
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「鯖江市役所JK課」は、「市民主役条例」を制定するなど、市民参加による新しいまちづくりを進めてきた福井県鯖江市が、2014年にスタートさせた実験的な市民協働推進プロジェクトです。
地元のJK(女子高校生)たちが中心となって、自由にアイディアを出しあい、さまざまな市民・団体や地元企業、大学、地域メディアなどと連携・協力しながら、自分たちのまちを楽しむ企画や活動をたくさん行っています。
鯖江市JK課については詳しくはこちら
鯖江市は、歴史ある三大地場産業、「眼鏡フレーム」「漆器」「繊維」だけでなく、IT分野でも注目されています。
4歳から74歳までの人が通うITものづくり道場「HANA道場」や、初心者向けプログラム言語BASICを使って気軽にプログラム体験ができる「こどもパソコンIchigoJam」、実技形式の競技会を行うサイバーセキュリティの中高生向け教育プログラム「CyberSakura」やオープンデータの公開や活用など、市民が主体的にITに取り組むまち、それが鯖江市です。
鯖江市ITへの取り組みについては詳しくはこちら
鯖江市は、日本一の「めがねの産地」として全国的な知名度を誇っています。1905年に農閑期の副業として始まった眼鏡づくりの歴史を持ち、国内産のメガネフレームの96%以上を製造しています。駅前のモニュメント、陸橋の入り口、道路にあるベンチの形、ビルの壁、山の中腹に設置された大きな看板など、まちのあちこちに、めがねをモチーフにしたものが溢れています。
鯖江市では、学生をまちづくりのパートナーとして位置づけ、「地域活性化プランコンテスト」や、女子高校生が主体的にまちづくりを行う「鯖江市役所JK課」などを通じて、学生の柔軟で創造性豊かな提案を市の施策に反映することで、若者がふるさと鯖江の愛着や誇りを持ち、自ら進んでまちづくりに参加できるような、住みたくなる・住み続けたくなる市民主役のまちづくりを進めています。
学生連携について詳しくはこちら
鯖江市は、鯖江市に住むすべての人が、50年後も100年後も「住んでいてよかった、住み続けてよかった」と思えるようなまちを目指しています。それは、“誰一人取り残さない”というSDGsの理念に通じます。SDGs17の目標達成に向けて市民一人ひとりが自分事として行動することにより、持続可能な“めがねのまちさばえ”の実現に挑戦します。
鯖江市のSDGsについて詳しくはこちら
持続可能なまちづくりを目指してSDGsを推進する鯖江市は、SDGsの17の目標のうち、特に目標5『ジェンダー平等の実現』に注力し、女性のエンパワーメントにつながると考え、男女がよきパートナーとして一人一人の個性と能力を十分に発揮しながら、女性が活躍しやすいまちづくり事業に取り組みます。2020年4月より「第5次鯖江市男女共同参画プラン」に基づいた施策を進めています。
第5次鯖江市男女共同参画プランについて詳しくはこちら
鯖江市は、令和5年8月に「こどもまんなか応援サポーター」として、本市の宝である「市民力」をいかしながら、より一層子育てを支え、若者を応援することを宣言しました。市では、産まれる前から小学校に入学するまでの子どもの成長過程に応じた様々な支援として、「赤ちゃん訪問おむつ券配布事業」、「絵本購入補助事業」といった『子ども・子育てトータルサポート事業』を実施しています。また、市民団体と連携して子育て応援のイベントも開催しています。
浄瑠璃・歌舞伎作者として名高い近松門左衛門、西山公園の前身である嚮陽渓を拓いた幕末の鯖江藩主の間部詮勝、日本アニメーション界のパイオニア クリヨウジ氏ら多くの偉人を生んだ鯖江市。古墳や史跡が多く残り、歴史・伝統・文化の魅力にあふれています。地域の伝統文化を守り受け継ぐとともに、豊かな地域資産を活かし、地域の歴史や芸術文化に触れる事業を展開することにより、ふるさとへの愛着と誇りを育み、個性豊かな新しい文化を創出するまちづくりを推進しています。