鯖江市役所職員の1日の流れと
ワークライフバランスについてご紹介します。
八田 理恵
子育てとの両立を視野に入れた選択
大学に在籍していた期間を除き、ずっと鯖江市に暮らしていて、その間地域の方々や市役所職員にとてもお世話になったことから、仕事をするなら地域や市のためになることをしたいと思っていました。
それに加え、家庭の事情から県をまたぐような(住所の変更を伴うような)異動のある職種に就くのは難しかったため、大きな異動がないということもあり、鯖江市役所で働くことを決めました。
実際に働いてみたなかでも、産休・育休はもちろん、子どもの具合が悪く出勤できない場合は、子の看護休暇もありますし、自宅でテレワークをすることもできています。
また、育児の短時間勤務や早出・遅出勤務などを活用することで、実情に合った柔軟な働き方もすることができる環境が整っています。
1日の流れ
5:15 | 起床 |
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5:30 | 夫・自分・子ども2人の 弁当作り、朝食の準備 |
6:15 | 朝食~自分と子ども2人の身支度 |
7:55 | 子どもたちを保育園まで送る |
8:20 | 出勤 会計年度任用職員の シフトを組む/朝礼 |
9:00 | 電話対応・お客様対応 |
12:00 | 昼当番 |
13:00 | 昼食 |
14:30 | マイナンバーカード出張申請受付 |
17:15 | 窓口終了・書類片付け/終礼 |
18:30 | 退庁 |
19:00 | 夕食(お迎えと夕食は実母に お願いしている) |
20:00 | 子どもと風呂に入る~ 絵本を読んで寝かしつけ |
22:00 | 洗濯、翌日の保育園の持ち物準備など |
23:00 | 就寝 |
育児休業後も復帰しやすい環境
福利厚生では、職員共済会で県内の体育施設や文化施設の利用助成、県内自治体職員の保養施設の宿泊助成などをしていただいており、毎年家族でプールや映画を楽しんだり、保養施設に旅行したりと、家族の思い出作りに大いに役立っています。
また、1人目は約1年、2人目は約2年、育休をいただいておりましたが、復帰の1週間前から業務について丁寧に引き継ぎをしていただいたので、不安なく復帰できました。基本的には産休・育休中は異動をしないことになっているので、以前と同じ部署に復帰でき、ストレスも少なかったです。それに、現在はスマートフォンで庁内の通知やお知らせを見たり、課や自分あてのメールを確認でき、適宜、情報を得られるため、復帰したときに制度が変化していて戸惑うことは少ないと思います。
子育て世代の職員も多く、アットホームな職場です
休日には庭の草むしりをしながら子供たちには外遊びをさせたり、近所のスーパーに買い物に行くときは子どもたちとの散歩を兼ねたりと、家事と育児を同時進行できるように工夫することで、子どもの昼寝の時間や夜に寝かしつけたあとの時間を余暇時間として使えるようにしています。特に土曜の夜は夫婦で晩酌をしながらアニメを見る時間になっており、子どもたち抜きで楽しんでいます。
鯖江市役所は職員同士の距離が近くアットホームな職場なので、困ったことにも親身に相談に乗ってくれます。子育て世代の職員も多いので、保育園や小学校就学準備のことなど、いろんな情報交換もできますよ!