Profire
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税務課
橋本 圭一郎
平成28年度入庁
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市民活躍課
田野 泰宏
平成27年度入庁
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文化課
森田 真史
令和4年度入庁
「市民主役」の文化が息づく鯖江市では、市役所職員もいち市民として、プライベートでさまざまな物事に取り組んでいます。税務課、市民活躍課、文化課に在籍する3人が熱中している「私事」は、普段の仕事にどう活かされているのでしょうか。
TALK 01 プライベートの活動は普段の仕事にどのような影響を与えていますか?
市民活躍課ではイベントを企画する仕事も多く、プライベートで参加した活動からインスピレーションをいただいています。部署内で答えが出ない時は、業務外で知り合った方からヒントをいただくことも多いですね。もちろんそのために人脈を広げているわけではありませんが、結果的に普段の仕事にもプラスになっています。
私の場合、筋トレを始める前より自己肯定感が高くなりました。例えば仕事で失敗して落ち込んだ時もトレーニングで汗をかくと「また明日も頑張るか」と前向きになれます。あとは窓口にこられた市民の方から「いい身体してるね」と声をかけていただくことも増えました。会話のきっかけが生まれ、市民の方と距離が近くなれたと思います。
Cap:トレーニングの楽しさをイキイキと語る橋本
私も田野さんと同じで、埴輪を通して交流していた方に業務でもお世話になることがあります。「まなべの館」では展示を行うことも多いのですが、「こういう展覧会をしたい」と相談して資料などを提供いただくことも多いです。最近では埴輪好きが高じて「古墳に興奮バスツアー」という企画を立ち上げました。昨年は満員御礼で今年も定員を80人に増やしたのですが、200名以上の方に応募いただいたんです。そういうネタを作るためにもますます仕事でもプライベートでも知識を深めたいなと思いますね。
みなさん、やっぱり好きなことを話している時の顔はイキイキしていますね。
どれだけ仕事が大変だったとしても、土日に自分の好きなことができればすっきりするし、普段の仕事の活力につながりますよね。
TALK 02 鯖江市役所でよかったと思うところはありますか?
大学院時代に福井県の調査に関わらせてもらった時に、歴史文化の面白さだけでなく、人の良さを感じました。将来を考える時に、手に職をつけて学芸員として働くなら、都会よりも福井に行きたいなと思い、鯖江市役所を受けたんです。実は地元・兵庫県の自治体でも学芸員を受けて合格したのですが、鯖江の方を選びました。
すごい!思い切った決断でしたね。
もちろん、地元にいた方が楽ではあったかもしれませんが、成長するにはよかったと思います。特に鯖江市役所はいろいろ任せてもらえる環境なので、ワークショップや展示にも自分のアイデアを盛り込むなど、公私ともに楽しんでいます。
Cap:「子ども向けのワークショップなども行っているんですよ」(森田)
鯖江市役所はほかの市町村より職員が少ないので、その分、職員同士の仲がいいし、一人ひとりの裁量も大きいですよね。大きな組織だと稟議を通したり意見をまとめるのも大変ですが、意見が通りやすいので仕事がしやすいなと思います。
私は民間企業で6年間専門職として働いていました。市役所ならいろんな仕事ができそうだと思ったのと、前市長が進めていたさまざまな取り組みに興味を持ち、鯖江市役所に転職しました。数年ごとに部署異動がありますが、自分の新たな可能性を見つけられるチャンスだと思っています。これからもどんなことにチャレンジできるか楽しみです。
TALK 03 今後、どんなことをやっていきたいですか?
日々の業務や研究を積み重ねていくことで文化財を活用し、自分のカラーを出していきたいと思っています。埴輪に関しては自分の学位を取った論文や研究を世に出したいという思いがあります。一部は本に出すことができたのですが、研究の全貌はまだ書けていないので、あと数年くらいかけて実現したいですね。
入庁して8年になりますが、これまで窓口や税務の部署だったので、次は事務職とは違う仕事にもチャレンジしてみたいですね。プライベートの目標はとにかく筋肉を大きくすること。仕事の繁忙期にあわせて目標を立てて、大会にも積極的に出場していきたいと思います。
私がこれから挑戦したいのは、仕事を面白くしてワクワクをたくさん生み出すこと。一人ひとりの仕事を面白くすれば、熱量も高まり、成果も出る。それが結果的に良いまちにつながっていくと思うんです。自分だけで面白いと楽しんでいるだけではなく、外の人と中の人との接点を作っていきたいですし、仕事が始まる月曜日が楽しくなるような職場にしていきたいですね。
Cap:「今度は自分が周囲に熱を伝えられる人になりたいですね」(田野)
TALK 04 最後に鯖江市役所の職員を目指すみなさんにメッセージをお願いします。
鯖江市役所は職員同士仲が良くて明るいです。「公務員のイメージは堅い」と思っている方も、一度市役所に見にきていただけたらその雰囲気を感じていただけると思います。
学芸員のような専門職は、視野がどんどん広がっていく仕事だと思っています。自分の専門がなくても、かかわった分野を深めていく楽しさがありますし、自分の専門分野も活かすことができます。鯖江には文化財や美術関係もたくさんあるので、興味を持ってもらえると嬉しいですね。
鯖江市役所にはいろんな未来の選択肢がある土壌があるので、「将来はこうしたい」と具体的に考えていない人や、僕みたいに何となくいろんなことをやってみたいと思っている人にもおすすめです。ぜひこの場所で可能性を広げてほしいと思います。